はじめまして
私は、ハンモックピローを開発した坂本と申します。
株式会社エムアイストーリーの代表で、ハンモックピロー体操の考案者でもあります。
また、睡眠・健康・整体等を学び、睡眠改善アドバイザー、健康マスターエキスパート等の資格を持っております。
なぜ、私が人の健康に関わる仕事に携わっているかと申しますと・・
私は、若い頃から肩こり、首こり、腰痛、頭痛など、さまざまな痛みに苦しんできたからです。
何年もの間、日常的に市販の鎮痛剤を飲んで、痛みを紛らわしていたのですが、めまい、立ちくらみ、動悸、息切れ、倦怠感なども併発し、さまざまな病院で受診しました。
しかし、検査をしても異常はなく、説明しても理解はおろか気のせいだと言われることもありました。
不安をかかえながらも、何とかごまかしてやってきましたが、何かのストレスが重なるとさまざまな不定愁訴が起こります。
ある時、意を決して心療内科に行ったのですが、アンケート形式の質問に答えるだけで、適応障害、うつと診断されてしまいました。
抗うつ薬や精神安定剤を処方され、服用すると頭の中がもうろうとして、何もやる気が起こらないのです。仕事も家事も手に付かず、寝ている状態が2か月近く続きましたが、改善の兆しが見えないことから家族と話し合い、その治療をやめました。
そんな経緯を経て、自分の身体は自分で何とかしなければ!という気持ちになり、手あたり次第に健康に関する本を読みました。すると、自分の症状とピタリと一致する本が見つかったのです。
それは、松井孝嘉先生の、
1日5分 副交感神経アップで健康になれる!「首」にすべての原因があった
という著書でした。
松井孝嘉先生は、首の筋肉の異常が、副交感神経失調を起こし、全身の身体症状と精神症状を発生させることを世界で初めて発見されたそうで、私が求めている答えが書いてありました。
『心療内科や精神科で治せないうつ、「うつ病」と診断された人が、首のこりをとることで治るのです。』
光が差し込んできたようで、私は松井先生の治療を受けたいと思いました。しかし、全国から予約が殺到し数カ月待たなければ受診ができない状況でした。
私は、つらい状況から一刻も早く逃れなければ、自分の身が持たないと焦っていたので、長い間待っていられる自信がありませんでした。どこの病院に行っても、身体症状の原因がわからない。このつらい状態が死ぬまで続くのであれば、生きていたくない。死んだ方がましだとさえ思っていたのです。
そんな状況の中、ある日突然、ハンモックピローは生まれました。
頭って重くて首がつらい、と日ごろから感じていたのですが、
この頭の重さを身体から切り離すのには、どうしたらいいだろうと考えた時に、
浮かんできたのが、ハンモックピローのイメージだったのです。
最初は、とりあえず作ってみた異様な形の吊り枕でしたが、何回か頭をのせているうちに、肩こりや頭痛が全くなくなってしまうという不思議な現象が起こったのです。
気のせいだろうと思っていたのですが、身体だけでなく精神的な症状もほどなく消えてしまいました。そして、これからは安心して過ごしていけると思いました。
自分のつらい症状を、自分自身でコントロールし克服することができれば、これほど強いことはありません。これから先の人生を、自分の力でやっていけるという自信がつけば、それだけで前向きに生きていけます。
そんなわけで、自分で自分の心と身体をセルフコントロールしていきたい方のために、「首をゆるめる健康法」をお伝えしていければと思っております。
どうか、知ってください。
首は、本当に大切です!